お金についてQ&A 15

日本からの資産フライトが加速している!

Q: 日本の家族から、日本の預貯金や投資の利回りは非常に低く、資産が増えるどころか減ってばかりで困っている。カナダで投資したいのだけれど、どうしたらいいかと聞かれました日本からカナダで投資できるのでしょうか。

 

A: 最近、日本からカナダで銀行口座を開きたいとか、投資したいという声をよく聞きます。日本からカナダへの投資は、カナダ政府から日本はオープンカントリーいうカテゴリーに入るので許可されています。(詳細はお尋ねください。)カナダは来るお金は拒まのスタンスです。しかし、どこの国からでも受け入れているわけではないです。”オープンカントリー”の国からだけ受け入れています。日本では年金はもう政府には頼れない、自分の資産は自分で守るしかない。”との考えが浸透してきて、海外への資金シフトが増えています。日本はゼロ金利、マイナス金利でほったらかしにしてるとお金が増えるどころか、減っていきます。今まで、日本人はほとんどの人が預貯金で運用していましたが、それでは資産が目減りするので、最近、投資信託、国債、不動産、海外投資と分散させてきています。背景には、”将来、日本円が暴落し、資産を日本円だけでもって大損するかもしれない”という不安があり、多く人が、香港、シンガポール、US、カナダ、オフショア(パナマ文書で騒がれました)に資産を移しています。

日本はアベノミクス以来、異次元の量的緩和、国債を日銀が買い上げ、これにより、市中にじゃぶじゃぶお金が出回り、短期的には株は上昇、景気は良くなっていますが、長期的にはハイパーインフレになるリスクがあるともいわれています。また、2%のインフレ目標を抱えていますが、なかなか目標が達成されず、まだまだ、デフレからけだせないでいます。しかし、将来それが達成されるやいなや、インフレが急加速するかもしれないといわれそうなれば、日本国債、円は大暴落する危険性もあります。円安になれば他通貨よりも価値が低くなるので、海外の物を買うのにより多くの日本円が必要になります。日本は輸入大国なので、物価は高くなり、インフレがどんどん進みます。そうなった時、価値のなくなった日本円しかもっていなければ、生活にも困る事態に追い込まれかねません。将来、そうならないかもしれませんが、万が一の時に備えて、今から、資産フライト”という保険をかけていれば、備えあれば患いなしです。海外に資産をもってれば、国内の円資産が減っても、海外の資産は増え、リスクヘッジになります。それで、まだ円高のうちに海外に資産をシフトする人が増えていますまず海外の銀行に口座を開き海外の株式、債券、不動産等に分散投資して、将来、起こり得るかもしれないリスクに備えます。また、東日本大震災のような天災等の環境リスクに対しても資産保全ができます。

1980年初から、レベレッジの時代といわれ、世界中でお金を借りて物を買い出し、個人、企業、国の借金が膨らんでいます。個人は車、家をローンで、電化製品食料、レストラン支払い全部クレジットカードで簡単すませる時代です。会社は社債、国国債を発行して簡単に資金を調達でき、こうして30年間に個人、企業、国が積み上げた借金は膨大な金額に上りました個人、企業の借金を減らすには2つの方法があります。1つちゃんと借金を返済する。2つ目はデフォルト(債務不履行)して借金を踏み倒すただ、国の借金減らしは、そう簡単にはいきません増税し、緊縮財政で支出をカットすれば政治家はすぐに職をなくすのでなかなか手をつけれないでいます。日本は世界一の借金大国になりました日本の公的債務は1,000兆円以上GDP(国内総生産)の200%達し、米国の160%をはるかに超えています米国債の65% は海外投資家が買っています日本国債は95%を日本の金融機関、最近は日銀が買い支えています

しかしながら、ここにきて日本の少子、高齢化が進み、貯蓄を取り崩して生活する人の比率が一気に増え貯蓄率が低下すると、近い将来、国内での国債購入余力の減少を招き、国債を買い支えられなくなるのではと危惧されています。れに加え、大震災、原発事故で巨額の復興コスト、景気後退、輸出の減少という”想定外“の不安要因が浮上つまり、震災ショックから、くすぶり続ける”日本国債暴落説が勢いづき、日本にもデフォルトの可能性がでてきました。欧州問題は他人事ではなくなり、日本の財政破綻のリスクが高まっていますそうなれば、株式、国債、円相場のトリプル安シナリオにもなりかないと危惧をいだいている人も多いです。83人に 1人は億万長者の日本ですが何億の資産をもっていようと、日本円は紙くず同然になり得るリスクをはらんでいます

以前は、超富裕層に限られたことでしたが、個人レベルでも自国通貨への信頼を失った人たちが、リスクヘッジとしてより安全な場所を求めて、円高の今、虎の子の資産を海外に移しています。今まで、日本の個人投資家は、バブル崩壊の後遺症からか、日本のゼロ金利、20年を越す長期の景気後退にもかかわらず、海外投資へは消極的で内向き志向でしたその間、特にカナダの不動産、株式市場は右肩上がり上昇しました。しかし、世界で唯一、下がりっぱなしの市場にしがみついていた日本の個人投資家たちは、世界的上昇の波に乗り遅れた感があります

将来、日本国債、米国債は紙くず同然となり得るリスクが高く、特に、米国債膨大に抱える中国は今、世界の金、石油、ガス, 石炭銅鉱山、天然資源、不動産、鉄道、道路等の実態のある資産シフトさせています今まで、日本の中にこもっていた日本人もようやく、危機意識に目覚め、従来、欧米、中国人がやっていたリスク分散投資としての海外への資産投資、不動産投資、さらには、海外に住むことまでをも視野にいれだしたわけです。

そんな中、カナダにも日本からの資金流入が続いています。カナダは、石油、天然資源の宝庫、また政治的、経済的にも安定した国で安全な投資先とみなされているからです従来通り、中国からもカナダに資金流入が続いており、カナダ経済、特に住宅部門世界中からの資金流入によりこれからも非常に堅調に推するとみられています

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お金についてQ&A 14

レベレッジ投資   その2

銀行でローンを組み、それを運用してもうけよう

レベレッジ投資の方法には、前回お話しした以外にもLine of Creditを利用して投資する方法もあります。

今、不動産を担保Line of Credit利子はPrime(2.7%) + 0.5% =3.2%す。担保なしのInvestment Loanの利子は3.7% で、どちらも非常に低金利で貸してくれます。投資運用利回りが6%-15%ですので、銀行からお金を借りて投資したほうが得です。$10,000 を借りると毎月の利子は $30ぐらいです。 また、この利子は全部税金控除できます。投資の運用利回りが8% 1 年目10,800  5 年目14,693  10年目 21,589 に成長します。

カナダ政府が投資を奨励するため、借りたお金を投資に回すと、その利子が税金控除できるという税法があるので、投資も増え節税にもなり一石二鳥です。

よく、借金もかいしょのうちといわれます。お金持ちほど、史上最低の貸し出し金利を利用して、ローンを組み、投資信託、株、不動産で運用してもうけています。資産が多いほど、銀行から好条件で、大きい金額を借りれます。お金をタンスや金庫にしまってても増えません。お金は運用して増やすものです。今のような、史上最低金利の時こそ、持っている資産を担保に最大限のLine of Creditを組み、運用する絶好のチャンスです。

もっている不動産、株式、投資信託を売る必要はないです。売ることなく、それを担保に銀行からローンを借りて運用して資産を増やすのです。

例えば、持ち家があれば、家というお宝を寝かせててはもったいないです。何もしないのは宝のもちぐされです。その家を利用して、お金を作ることができます。その家を担保に銀行は最大80%まで貸してくれます

家の価値が$1.25 millionとして、その80%$million Line of Creditを組んだとします。今、利子が 3.2%ですので、 返済利息は $32,000で、しかもすべて税金控除できます。

1) 投資信託に投資し、1年で 8%  運用利回り  80,000 32,000 = 48,000 利益

2) 不動産に投資し、賃貸収入 1年 8.4%  月7,000 x 12 = 84,000 – 32,000 = 52,000 利益

この利益がローンを組むだけで実現できます。更に、投資信託、不動産の資産価値も普通は右肩上がりに上昇していきます。

お金持ちほど、借りれる額が増えるので、利益も大きく、お金がお金を生み、ますます、お金持ちになります。また、お金持ちほど、上手に銀行から借金して運用する錬金術にたけています。

 

今みたいな超低金利にこそ、ローンを組みお金を増やす戦略をたてたほうがいいです。Line of Creditは組んでいると、いざという時、すぐお金が使えるので非常に便利です。また、使った金額にしか利子がかかりませんし、返したい時にいつでも返せ、枠ができたら、また使えます。最大、家の評価額の80%まで、働いてなくても、50%は組めます。それを次の家の頭金に使い、その家賃収入でモーゲッジを払います。そして、その家の資産価値も上がります。それで、また、次の家を買うというふうに、次々、不動産を増やしていくのもいいです。そうやって、不動産を何軒ももっている方も多いです。個人だけでなく、会社を経営している方もLine of Creditを組んでいると、Cash Flowの足りない時とか、資金繰りに役立ちます。

Warren Buffetも投資と不動産は長期的には右肩上がりに上昇するので、銀行のお金をうまく利用して資産を増やしていくのがいいといっています。実際、彼は銀行から資金を借り、株式投資で、世界第2の資産家になりました。

すでに、多くの方がモーゲッジやStudent Loanを借りていらっしゃいますよね。モーゲージや住宅ローンは平気でかりるのに、投資へのローンは少し抵抗のある人もいますが、同じレバレッジ投資の原理です。バンクーバーの家を買うのに$1millionってから買う人はいませんよね。$1millionってから買うと思っていると、一生かかっても貯められないかもしれないので、家を一生持てないかもしれません。

特にバンクーバーのように、家の値段が上がる所では、頭金がまれば、銀行でローンをんで早く買ったほうが得です

また、Student Loanもそうです。$50,000, $100,000お金がたまってから、大学にいくのでは年をとって遅くなってしまいます。若いうちにStudent Loanで勉強して、後で仕事をしだしてから、返せばいいわけです。

Credit Card の借金は早く返済したほうがいいです

さっき、銀行から借金して運用したほうがいいといいましたが、Credit Cardは別です。

Credit Cardの利子は20%かそれ以上のもあるので、使うのは良いですが、毎月、全額返したほうがいいです。時々、何枚もCredit Cardを持ち、その借金がいっぱいあるのに、投資している人がいますが、投資で10%の利益をしてもCredit Cardの借金を20%でしているのでは全く意味がないです。

 このように、お金はちょっと工夫して、銀行のお金をうまく利用すれば、上手に増やすことができます。

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お金についてQ & A 13

レベレッジ投資   その1

Q: 前回、老後資金はできるだけ早いうちから貯め始めたほうがいいとのことでしたが、友達はInvestment Loanをして、その借りたお金を投資して老後資金を貯めてるそうです。投資するのに銀行がお金をしてくれるのですか?詳しく教えてください。

 

A: これはレベレッジ投資といって、ちょびちょび貯めるより、元本が大きいほうが複利でより早く大きく成長するので、投資資金を銀行から借りて貯めるとても良い方法です

今日の低金利局面では、定期預金等で投資していたのでは、運用利回りがインフレ率にも達しないので、老後に必要な十分な資金を確保できないというリスクが発生します。また、その上、それらの利子には、他の配当金、売買益に比べ、より高い税率が適用されます。従って、十分な資金を確保するためには投資のオプションの幅を広げ、株式の比率を高めたり、幅広く分散されたポートフォリオを組み、多少のリスクはとっても成長性のあるものに投資することが将来、必要な資金確保に非常に重要になってきています。

退職後は退職前5年間の平均収入の70%は必要だといわれています、毎日の生活に追われ、老後への資金確保も容易ではありませんが、それを奨励するため、金融機関はいくつかの税制優遇年金プランを開発しており、今回はそのうち、今話題になっているレベレッジ投資(借りた資金で投資)についてご説明いたします。

レバレッジ投資とは?

簡単にいえば、借りた資金で投資する、即ち、銀行お金で自分の投資目標を達成することです。大抵の方はもう既にこの手法を使っています。例えば、モーゲッジ、学生ローン、RRSPローンをやられている方は、家を所有する、高い教育を受ける、快適な老後資金を確保するために、銀行のお金を借りてゴールを達成しようとしています。これと同様にレベレッジ投資も銀行のお金を利用して、より大きな富の蓄積を目指しています。モーゲッジを借りることによって、家を所有したいという目標がかなえられるのはレベレッジ投資の一番わかりやすい例です。従来の投資は、まず、お金を稼いで、その一部を貯金して、それを投資に回していました。これでは時間もかかりますし、期待したほど貯まりません。レベレッジ投資の手法を使えば、元本が大きいのでお金を早く増やすことができます。小額の積み立てを長期間するよりは、まとまった金額を借りてそれを一遍に投資することにより、資産をより早く大きく増やすことができます。その場合、毎月の積み立ての代わりに、ローンの利子を払うことになります。

レベレッジ投資はどのように機能するか?

 従来の投資は、毎月の収入の一部をはねのけて、それを投資にまわし、それが長い年月の間に成長するというもので。しかし、レベレッジ投資はローンをして、まとまった大きな金額を一遍に投資に回します。毎月の収入の一部はローンの利子への支払いに当てられます。1つは積み立て、もう1つはローンの利子と、毎月の出ていく金額は同じでも、レベレッジ投資の手法で投資した方が、はるかに大きなリターンを産みせますそれは以下の2つの威力あるパワーによって可能となります。

1. 複利で運用

 複利運用効果はレベレッジで大きな金額を一遍に投資することによって更に威力を発揮する。大きな金額を一遍に長期間運用することによって複利運用効果が生かされより大きなリターンを産み出す。レベレッジ投資によって大きな資金を第一日目よりその金額全部が運用され、それが毎年、複利で運用されることにより、長期間でより高い運用成果が期待できる。

2. 税金控除

 投資目的のローンの利子は100%、税金控除されることにより、税金を少なくし、投資コストを下げることができる。

アンとビルの例

 アンはInvestment Loanのプログラムで$100,000借りてそれを投資。毎月のローンの支払いが、$33010 年後、$215,892成長。(ローンの$100,000を差し引くと$115,892

 一方、ビルはこつこつと毎月$330 積立して貯金10年後  $60,700に成長  (両方とも10年間で 8%のリターンで計算)

アン(10年後)

ビル(10年後)

$115,892

$60,700

 従って、ビルの場合、税控除(Tax savings)の恩恵を受けられず、小額を貯めていくので、複利効果も少ないですが、アンの場合は第一日目から大きな金額を投資することによる、複利運用効果と税控除の威力が発揮され、同じコストでより大きく増やすことができるわけです。レベレッジ投資の手法は従来の伝統的な投資手法より、すぐれた投資効果を産むと言えるでしょう。

 Cさんは$60,000借りて、投資しています。月々の利子の支払いは$200 で年に$2,400で、$2,400全部、税金が控除できるので税金が減らせます。しかも、3年後、現在値が$85,000 に伸びので、その差額、$25,000を何にでも使えます。もし、預貯金で貯めたら利子がほとんどないので、$2400 x 3 年=$7,200ぐらいにしかなってないです。

 Dさんは$100,000を借りて毎月 $330の利子で年に $4,000 を払い、これを全部、税金控除できます。4年後$160,000に伸び、その差額$60,000を何にでも使えます。

預貯金なら、4年後、$4000 x 4 =$16,000 ぐらいにしかなっていないです。従って、お金を借りて、大きな元本で投資したほうが、当然大きく増えるわけです。

 お金がない方でも、ローンを借りて投資するだけで、大きく資金を貯められます。

でも、マーケットが下がれば、元本割れの可能性もあります。借りた金額より、現在値が下がる可能性もあるというリスクがありますので、注意が必要です。Investment Loanは普通のMutual fundより元本保証型のSeg fundにいれたほうが安心です。

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