お金についてQ&A 11

あなたの老後は大丈夫? その1

Q: 私は40代半ばで独身です、今働いていますが、収入は毎月$2,500ぐらいで、持ち家はなく貯金も$20,000ぐらいしかないです。外国で家族もなく、老後十分なお金があるかしらと不安です。どうしらたよいでしょうか?

 

A:カナダのCPP, OAS, CPP40年働いた満額で毎月$1.092、また、OAS 40年の満額で毎月$578、合計で毎月$1,451です。CPPはCPPへの納入額によるので、職種によっては出ない場合もあります。OASは65才からでます。収入が少ない場合65才からGISも受け取れます。これらの公的年金も十分でないので、自分で早くから老後資金を準備したほうが良いです。

迫りくる老後に今から備える

ベビーブーマーがそろそろ退職する年齢にさしかかり、老後資金の確保はより深刻な問題になってきています。今日のリタイアメントは昔のそれとはだいぶ違ってきました。リタイア後、30年以上続くかもしれない期間従来のように退職金と公的年金で悠々自適という人生設計はもはやなりたたなくなりました。また、少子高齢化で公的年金もあてにできず、自己責任で老後資金を準備しなければなりません。

今日の低金利局面ではGIC(定期預金)のような超低金利のもので運用していては、運用利益がインフレ率にも届かず、老後に必要な十分な資金を確保できないというリスクが発生します。40歳の人が年間必要な生活費が今、$36,000だとすると、インフレ(年平均3%)調整後、25年後は$60,000が必要です。従って、十分な資金を確保するためには投資のオプションの幅を広げ、株式の比率を高めたり、幅広く分散されたポートフォリオを組み、多少のリスクはとっても成長性のあるもので投資することが将来、必要な資金確保に非常に重要になってきています。

 

個人年金など、自己責任、自己管理にシフトする時代

 もう公的年金はあてにできません老後に必要な資金は一体どのくらいでしょう?若い人にはずいぶん先の話のようですが、漠然と不安を感じている人も多いでしょう。自分にはいくら必要かを確認して、できれば20代から早めの資金準備を進めましょう。

 「年金の話なんてまだ先の話、とりあえず今の生活で手いっぱいだよー。」そういう方も多いと思います。確かに今の生活に追われていては、老後のことなんか考えている余裕はないかもしれませんが、みんな平等に歳をとっていき老後を迎えます。イソップ物語「アリとキリギリス」では、アリさんはキリギリスがんでいる間にもコツコツと働きつづけ、冬の時代の蓄えをしたおかげで安心して冬を過ごすことができました。退職後はそれまであった収入がなくなり、貯めたお金を取り崩していかなければならないので、どのぐらい生きるか、はたしてお金が続くかどうかが、一番の不安要因となります

ではいったい、老後に必要な資金はいくら?

 現在、リタイア後の夫婦の最低生活費は約$3,000必要です。だいたい、リタイア前の5年間の平均収入の70%-80%は必要だといわれていますが、老後のライフスタイルによってかなり違ってきます。

 これは、リタイア前までに家のモーゲッジ払い終え、子供たちも自立していることを前提条件としています。老後は、自由な時間が増えるので、海外旅行、趣味、娯楽でゆとりある生活をしたいというのであれば、約1.5倍ぐらいの額$4,500が必要となります。

次に、65歳まで現役で働いたとして、平均寿命を85歳として20年間に必要な老後の生活費を計算しましょう。

1.最低生活費$3,000を基にした場合。(住宅ローン払い済みの場合)

平均寿命85

$3,000 x 12ヶ月 x 20=$720,000

また、生活費以外の資金として、住宅修理余暇、旅行、医療、予備費として$100,000 プラス。ざっと$820,000は最低でも必要

ますます高齢化が進む中100歳まで生きるとなんと、

$3,000 x12ヶ月x 35=$1,260,000 が必要。

2.ゆとり派生活$4,500を基にした場合。(住宅ローン払い済みの場合)

平均寿命85

$4,500 x12ヶ月 x 20=$1,080,000

100歳まででは 

$4,500 x12ヶ月 x 35=$1,890,000

これは、おおざっぱな目安であって、インフレは考慮していないので、実際はこれ以上の額が必要です

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