新しい永住権申請カテゴリー 「Atlantic Immigration Pilotプログラム」受付開始

カナダ政府より、一定の就労・就学経験があり、Atlantic地方(New Brunswick、Newfoundland and Labrador、Nova Scotia、Prince Edward Island)に永住意思のある方向けの新しい永住権申請カテゴリーが発表になりました。

2017年は2000人までの申請枠で、3月時点での審査期間は6ヶ月です。2018年以降の受け入れについては未だ公表されていません。

申請枠は以下の三つで、就労経験者は職種/NOCスキルのレベルによって二つのカテゴリーに分かれます。

  • Atlantic Intermediate-Skilled Program(スキルレベルC)
  • Atlantic High-Skilled Program(スキルレベルO,A,B)
  • Atlantic International Graduate Program

 

主な申請条件は次のとおりです。

Atlantic Intermediate-Skilled Program

  • 過去三年以内にスキルレベルCの職種で継続して最低一年間の就労経験(カナダ国外・国内問わず)がある
  • 高校卒業以上
  • Atlantic Immigration Pilotプログラム・Atlantic地方から認定を受けている雇用先からのパーマネントジョブオファーがあり、フルタイムで働いている
  • 英語またはフランス語レベルが中級以上

 

Atlantic High-Skilled Program

  • 過去三年以内にスキルレベルO, A, Bの職種で継続して最低一年間の就労経験(カナダ国外・国内問わず)がある
  • 高校卒業以上
  • Atlantic Immigration Pilotプログラム・Atlantic地方から認定を受けている雇用先からの1年間またはそれ以上のジョブオファーがあり、フルタイムで働いている
  • 英語またはフランス語レベルが中級以上

 

Atlantic International Graduate Program

  • 過去の就労経験は不要
  • Atlantic地方で以下の公立カレッジ/大学の二年以上のコースを卒業している
  • 卒業から一年以内である
  • 過去二年のうち最低16か月以上、Atlantic地方に住んでいる
  • Atlantic Immigration Pilotプログラム・Atlantic地方から認定を受けている雇用先からのジョブオファー(最低一年)があり、フルタイムで働いている
  • 英語またはフランス語レベルが中級以上

カナダの保険情報

Q: 先月号で生命保険の歴史について教えていただきましたが、今度はカナダの保険についてもっと詳しく教えていただきたいと思います

A: カナダの保険

日本の生命保険は、入院特約、障害特約等、色々な特約がつき、膨れ上がっていますが、カナダの生命保険は日本ほど多種多様の特約はつかず、シンプルでそれぞれ別個の商品として売られています。

また、カナダの終身生命保険は残された家族の生活を保障するためだけではなく、資産形成、年金プラン、遺産相続対策、投資商品としても幅広く利用されています。それは、終身保険の積立金部分は非課税扱いという、カナダ独特の法律があるためで、それを利用して色々な金融商品も開発されています。

今までの終身保険の概念を覆す、全く新しいタイプの終身保険もでています。この新タイプの終身保険は、かけすて保険だけに入っていらっしゃる方、また、非常に高い終身保険に入ったままのの見直しにぴったりです。

カナダの保険は大きく分けて、生命保険(Life Insurance)、重大疾病保険Critical Illness)、所得保障保険(Disability Insurance)、 超過医療保険(Health & Dental)、海外旅行保険(Travel Insurance)があります。

生命保険

◆ かけすて保険(Term Life) 定期保険ともいわれます。

 10年定期保険、20年定期保険、100才定期保険があります

最初の10年、20年間は保険料が一定で割安子供が成長するまで、短期間保障、モーゲッジ等の期間限定の保障に適しています普通、保障は80才まで

余談ですが、これは保険会社をもうけさす保険ともいわれています。

というのは、かけすて保険をかけている間に、亡くなる方は非常に少なく、保険料も読んで字のごとし、”掛け捨て”で戻ってきません。保険料はまるまる保険会社にいき、一部は責任準備金として、お亡くなりになった方の死亡保険金として準備されます。

◆ 終身保険 (Permanent Life)

終身保障なので、かけすて保険に比べて割高。積立金部分もあり、それが非課税で運用されます。払い込み期間も設定でき、払い込み終了後も死亡保障が生涯継続します。終身保険には以下の2つがあります。

– Universal Life  (積立金部分を株式、債券のマーケットで運用)

– Whole Life  (積立金部分は保険会社の配当金)

人間いつかは死ぬので、終身保険に入ってれば、死亡時に保険金(非課税)が受取人にいきます。これで家族も万が一の時にも、お金の心配をしないで安心して暮らせます。

重大疾病保険 (Critical Illness)

ガン、心臓病、脳卒中等の重大疾病にかかったら?

働けなくなり収入がなくなった場合、“医療費は?”“モーゲッジ、ローンの支払いは?”“生活費は?”と不安になったことはありませんか?

そんな時、この保険に入っていれば、保険金が一括(非課税で)支払われ、そのお金を何に使ってもかまいません。

ガン、心筋梗塞、脳卒中、アルツハイマー、心臓バイパス手術等、他20種以上の重大疾病がカバーされます。

所得保障保険 (Disability Insurance)

けが病気で、仕事ができなくなった場合、毎月、保険金が支払われ収入を補填します。障害や疾病で働くことができなくなった場合、いったい、どのぐらい潜在的に稼ぐことができるかを算出したのが下の表です。(65才で退職した場合)

 

 

$36,000の年収

$48,000の年収

$60,000の年収

$72,000の年収

25才

$4.3m

$5.8m

$7.2m

$8.7m

30才

$3.2m

$4.3m

$6.5m

$6.5m

35才

$2.4m

$3.2m

$4.0m

$4.8m

40才

$1.7m

$2.3m

$2.8m

$3.4m

45才

$1.2m

$1.6m

$2.0m

$2.4m

50才

$0.7m

$1.0m

$1.3m

$1.5m

55才

$0.45m

$0.6m

$0.75m

$0.9m

 

もし、けがや病気で働くことができなくなった場合、上記の収入を失うことになります。家や車に保険をかけても、お金を生み出す、一番大事な財産である私たち自身(money  machine) 人間に保険をかけるのを忘れていませんか?それがなければ、今までのようなライフスタイルをエンジョイすることができなくなります。日本と違い、カナダの死亡保険金、重大疾病保険金には税金がかかりません。上記の保険はカナダ在住の方が入れます。

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また、海外旅行保険、超過医療保険、各種の保険も取り扱っています。

海外旅行保険は、学生、ワーキングホリデー、ビジターの方入れます

保険も車と同じで毎年、新しくなっています。時代遅れの保険に入っていると損します。お手持ちの保険を時々、見直す必要があります。詳細につきましては、お見積もりをお作りいたしますので、お気軽におたずねください。

カナダの生命保険

Q&A 8 保険は、何のためにあるのでしょうか?助け合いの精神から生まれた生命保険

Q: 最近、英国のEU離脱、トランプ大統領選勝利と想定外のことがいっぱい起こり、この先どうなるの不安です。

仕事もいつレイオフされるかとびくびくしています。どうしたら、安定した生活がれるでしょうか。

A: なにげない日常生活の中で、私たちは「もしかしたら」という漠然とした不安をいだきながら生活しています。

安心して生活していくために、まず、経済的なリスクに対処するため保険備えておくということは非常に大切です。保険を知るためにまず、生命保険の歴史を見てみましょう

生命保険の始まりは様々な説がありますが、ルネサンス期のイタリアですでに存在していたとされており、もともとは奴隷を海上輸送するための保険としてあったようです。

しかし一方で、中世ヨーロッパの都市で組織された同業者組合である「ギルド」が始まりという説もあります。この「ギルド」では、仲間同士仕事で困った時の資金援助や、けがや病気で働けなくなった時や、死亡時の遺族への生活援助などをしていました。さらに17世紀には、イギリスのセントポール寺院で、教会の牧師たちが組合を作り、自分たちに万が一のことがあった場合に、 遺族へ生活資金を出すために保険料を出し合う制度を始めました。このように生命保険は相互扶助の精神から生まれたのです。セントポール寺院で始まった制度は、皆が同じ金額を支払っていたために、組合員が亡くなったりして減ってしまうと、 約束した金額を支払うことができなくなり潰れてしまいました。その後、18世紀になると天文学者によって、実際の死亡率に基づいた生命表が作られこの生命表によって合理的に保険料計算した「生命保険」が作られました。

人々の生活がしだいに変わっていく中で、病気や入院、けがなどの経済的なリスクに備えるために、イギリスで1762年にエクイタブル生命保険会社が初めて設立されました。当初は生命保険は資産家や牧師など特殊な人々のものでしたが、産業革命により都市生活者や給与所得者が急増すると一家の収入の稼ぎ手が亡くなった場合の生活保障や葬儀費用などが問題となり、19世紀半ばロンドンの労働者達が生命保険会社・プルーデンシャル ローン&保険組合(現イギリス・プルーデンシャル保険)に少額な保険料で葬儀費用を賄える保険を作ってしいと申し入れ、プルーデンシャルはこれを受け入れて少額・保険料建・週払の労働者向け保険を開発。こで、生命保険は一挙に庶民のものとなり、一時期、英国の全世帯の1/3がプルーデンシャルと契約していたとも言われています。当時の労働者にとってこうした問題がいかに深刻であったかを物語る事例といえます。また当時のカナダは隣接するアメリカの南北戦争終結後の産業革命を受け、工場労働者(マニュファクチャラーズ)が急速に増えていた時期でした。そこで、カナダでは国策として生命保険会社を整備し、1887年に国会の議決により労働者向けの生命保険を扱うマニュファクチャラーズ・ライフ保険会社を設立。これが現在のマニュライフ生命保険カナダ初代首相ジョン・マクドナルド19の首相を退任後、社会保障を補う目的で民間の生命保険会社の設立趣旨に賛同し同社の初代社長に就任

今日、マニュライフは世界23か国で営業し、総資産は現在$935Billion保険、投資、銀行の3つを持つカナダ最大金融機関で、米国ジョン・ハンコックの名で事業展開をしています。日本では19994月にマニュライフ・センチュリー生命として設立され、中堅生保の第百生命保険相互会社20005に経営破綻し、生命保険契約者保護機構から1,450億円の資金供与を受けて、既存契約の移転および営業権譲受され20019月からマニュライフ、ジャパンなりました。

日本においてはイギリスに遅れること約100年、1867年に福沢諭吉が欧米の近代的保険制度を「西洋旅案内」で初めて紹介したことが発端となり、1881年に日本で初めて明治生命保険会社が設立されました。

このように、中世ヨーロッパのギルドにルーツをもつ「生命保険」は、長い歴史の中で人々がより安心して暮らせるように進化し、人々の暮らしが変わっていく中で、万一の場合のリスクに備えるだけでなく、病気やけがでの入院のリスクに備えたり、老後のリスクに備えたりできる生命保険が考え出されました。

保険は、このようにとりもなおさず「助け合いの精神から生まれたわけです
それでは、私たちの生活の中でなぜ保険が必要なのでしょうか

私たちの生活の中の3つのリスク

たちの身のまわりには、大きく分類すると3つのリスクがあるといわれています。

「万一へのリスク」「けが病気へのリスク」「老後へのリスク」です。
自分だけは そんなこと起こりっこない、大丈夫だと思っていませんか?
しかし、意外と私たちはリスクと隣りあわせなんです。

統計によると、65才までに死亡する確率 5% けが、病気で働けなくなる確率29%  重大疾病(がん、心臓発作、脳卒中等)になる確率24%、これらのどれかになる確率  45% 

なんと、半分近くの人が上のどれかになるリスクがありますそれへの備えは十分できているでしょうか?

 

万一へのリスク

家族の働き手に何かあった場合、住宅ローンや家賃を払い続けられる?

子どもが卒業するまでの学費はどうする?

約$50,000これは、最低でも子供1人の教育にかかる費用です。

●けがや病気へのリスク

けがや病気で入院するとその費用だけではなく、収入も減ってしまいます。

●老後へのリスク

平均寿命が伸びるにしたがって、退職後の自由な時間も長くなり、退職金や貯金を取崩しながら、生活しなければなりません。さらに、ゆとりある老後を送るには、若い時から将来の老後への積立プランが必要となってきます。

近年では、生活水準の上昇に伴う支出の増加や、各種ローンの増大により家計における負債も増加しています。そんな中、もし急に一家の働き手が死亡したり、けが病気で入院したらどうなるでしょうか。たちまち生活するお金にも困るかもしれません。死亡や災害、けが、病気は、いつ起こるか分かりません。また一方で、長生きした場合でも、いつまで貯金が続くかわかりません。このように、私たちは一生を通じて、常に何かしらのリスクにさらされていす。

これらのリスクに対して、いざというときに経済的に困らないように、安心して生活していくために、前もって準備するために保険が必要です。

つまり、生命保険に加入することは、この「助け合いの精神」の仕組みに仲間入りし、安心して生活していくために、経済的なリスクに前もって保険備えておくということなのです。