お金について〜投資アドバイザーQ&A〜

”英国のEU離脱派の勝利により、マーケットは動揺し、ショック波に揺れています。事前予想で、残留とたかをくくっていたトレーダーたちは慌てふためき、市場は大荒れですが、これは実体経済の危機ではなく、政治的な問題なので、市場は比較的短期間で落ち着くと見られます。こういう時は、マネーは安全な資産にいき、金相場がすでに上昇し始め、逃避先として、円と米国債も買われています。”

 2月21日、英国のEU残留に向けた改革案をめぐり、キャメロン英首相はEUと合意にこぎつけた。今度は、英国民が6月23日に行われる国民投票で、EUに残留するか離脱するかの意思を示す番である。写真は英国旗(左)とEU旗。ロンドンで17日撮影(2016年 ロイター/Toby Melville)

2月21日、英国のEU残留に向けた改革案をめぐり、キャメロン英首相はEUと合意にこぎつけた。今度は、英国民が6月23日に行われる国民投票で、EUに残留するか離脱するかの意思を示す番である。写真は英国旗(左)とEU旗。ロンドンで17日撮影(2016年 ロイター/Toby Melville)

Q: ある銀行のMutual Fundで10年間運用していますが、ほとんど伸びていません。Canada Natural Resource fund、Canada Equity fund、Canada Equity Growthfund等、カナダの株式ばかりに入っています。銀行の担当者もよくかわります。将来が不安なので、もっと投資を伸ばしたいのですが、どうしたらよいでしょうか?

カナダの天然資源(Resource)ファンドは以前は確かに良かったです。5、6年前、ある投資信託会社の同ファンドは年率40%の利回りをあげ、有名なファンドマネージャーはもてはやされ飛ぶ鳥を打つ勢いでした。それが、ここ数年、Resource fundは運用成績が悪く見向きもされなくなりました。中国経済の減速や原油の下落で、ここ数年、資源国のオーストラリア、カナダはかなりの打撃を受けています。しかし、英国EU離脱で安全資産として、Goldが買われており、カナダの資源ファンドも底をつき反発してきています。カナダ株では銀行等の金融物が安定して良いです。

投資アドバイザーの仕事は、マーケットは日々、変わるので、マーケットの動向をいつもみて、ファンドをSwitchしたり、世話しなければいけません。ほったらかしではダメです。

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歴史的には株式での投資が一番、成長性が高いです。人はお金なしでは生きていけないので、それを増やしていくのは非常に大事です。投資はお金を運用し、お金に働いてもらうことにより利益を得ます。お金を運用せず、ただ、預貯金に入れていると、今は超低金利なので、お金は増えるどころか目減りします。預貯金に入れっぱなしの人たちと、お金を上手に投資、運用して資産を増やしている人たちとの富の格差が開いています。

投資は利益を生むために、多少リスクはあるが、預金以上のリターンがでるわけです。

分散投資でリスクを減らすのは非常に重要です。カナダ物のファンドだけにいれないで、お互いにリスクを補完する他の国(US, Global)のファンドにも入れ、また、Bond(債券)ファンド、Balanced (株式、債券両方)ファンドも組み込み分散投資します。

カナダの国土は世界2番目に大きいですが、GDP は世界中で3%しかなくマーケットは小さいので、カナダ物だけにいれててはリスクが大きいので、欧州債、国債、US株式、US国債ファンド等に分散投資しリスクを軽減したほうが良いです。USは景気が良いので金利を上げてきており、企業業績も好調でUSファンドは堅調です。英国のEU離脱で、マーケットが急下落した今は、絶好の買い場です。

リーマンショック以来、世界の中央銀行は金融緩和を推し進め、お金を刷りまくり、過剰なマネーは株式、債券、不動産市場に向かい、軒並み上昇し、それで儲けた人も多いです。

ユダヤの教えに3分の1を土地に、3分の1を商品(金、銀、銅、穀物)、3分の1を現金でとあります。お互いリスクを補完する投資に分散し、また、地政学的にも、日本だけでなく、海外に資産をシフトすることも大事です。日本人はほとんどの資産を日本国内の銀行の預貯金で運用していますが、他国は国民の多くが投資信託等で運用して順調に資産を伸ばしています。米ドルにもシフトすべきで、将来、カナダドル、円では何も売ってくれませんが、米ドルなら世界中どこでも何でも買えます。

米金利は今後、利上げをしてき、ドル高が進むので、将来的にもUSドルをもっていたほうが安全です。また、金(Gold)の現物、金(Gold)ファンド、ETFファンドを買うのもおすすめです。

Gold bars

Gold bars

金は数年前、1オンス$1900まで上昇し、今は$1,300ぐらいに下がっているので、押し目買いのチャンスで、投資家たちは金買いに動いています。金融緩和でお札がだぶつき、紙幣の価値が下がっているので、リスクヘッジ(逃避先)として金がまた徐々に買われだし、ETF, 金地金への投資が徐々に伸びています。英国、EU離脱が決定し、安全への逃避で、金(Gold)が上昇しだしています。

「絵は燃える。陶器は壊れる。女は逃げる。金(ゴールド)は残る」の格言があります。

金投資は金利がつかないのが弱点だといわれていますが、今、史上最低金利のには、金の魅力が高まり分散投資の一部として、金(Gold)を組み込むことも重要です。まして、日本、EUはマイナス金利を導入し、また、英EU離脱で、世界経済への不安感が強まっており、金投資は将来への資産の安定化を図るために非常に重要だと思われます

今は買われていますが、将来、災害、高齢化、国家財政破綻で暴落するかもしれないといわれており、金保有は有効なリスクヘッジだと考えられます。

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